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沖縄四

 

  壷屋で作られた陶器には,荒焼きと上焼きという二種があります。

荒焼きは,釉薬を施さないで粘土を固く焼き締めるだけの南方系の陶器で,起源は約五百年前頃,琉球泡盛の元祖とされる蒸留酒が伝えられた頃にその容器として伝えられたといわれています。その後,酒,油,味噌などの貯蔵用の甕としていろいろなものが数多く作られてきました。

上焼きは施釉陶器で,日常食器の碗,鉢,皿,酒器,茶器類や花瓶,抱瓶,嘉瓶,厨子甕など多くの種類のものがあります。  本島各地で採れる陶土数種類を作る物によって配合し,名護付近で採れる白土を化粧土として線彫り文様を付けたり,色釉(灰釉,飴釉,緑釉,黒釉等)を施したり,装飾の方法も多彩です。

  壷屋の上焼きの特徴は豊富な模様にあります。一般に民窯の陶器の模様は釉薬の流し掛けや刷毛目などが多いのですが,壷屋の物は線彫りにしても筆描きにしても幾何学文や動植物文など絵模様が多いと言えます。

 また、壷屋には沖縄でしか見ることのできない独特の製品があります。

嘉瓶(ユシビン)

  沖縄には祝ごとがあると泡盛を贈る習慣がありました。このとき泡盛を入れる容器を嘉瓶と言い,小さな物は高さが二〇センチ位のものから大きなものでは四〇センチ位のものまであって,胴は瓢箪のようにくびれ,首は太くて高いゆったりとした形です。白釉や色釉など仕上げはさまざまで,中には贈り主の家紋の入っているものもあります。

抱瓶(ダチビン)

  農民が山歩きや神詣での時に携帯した水筒の一つで三日月形の胴部の両側に紐通しの耳が着いています。これを肩から吊るし湾曲の部分を脇腹に当ててさらに紐で腰に固定させるのです。抱瓶は農民にとってお洒落のポイントで良いものを持っていることが自慢になり,わざわさ独特の物を注文して作らせることもあったということです。

厨子甕(ズシガメ)

  沖縄の葬礼に洗骨と言う風習がありました。人が亡くなると遺体を一旦墓に納め,数年後白骨化した遺骨を水で洗い骨甕に納めて葬るもので,この甕を厨子甕と言い,遺骨の全部時には夫婦二人分を全部納めることがあるためにかなり大きく作らなければなりません。荒焼きと上焼きの物があり,普通荒焼きの物は円筒形で,上焼きのものは方形で蓋の部分が華やかな宮殿の屋根の形に成っています。

シーサー

  本瓦葺きの屋根の中央に魔よけとして置かれるものです。普通は,屋根を葺いた後に左官職人が瓦片と漆喰で作りますが,陶器製の物もあります。形は獅子であれば他に決まりはなく,顔の表情も勇ましい物やおどけた物などさまざまです。

 

沖縄
茨城県常陸太田

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茨城県常陸太田市美里町

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茨城県日立市

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茨城県日立市2

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茨城県日立市3

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茨城県日立市4

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茨城県日立市5

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栃木県黒磯市

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栃木県黒磯市2

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栃木県黒磯市3

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栃木県市貝町

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栃木県那須市

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栃木県那須市2

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栃木県那須那珂川町

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栃木県宇都宮市

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栃木県益子町

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群馬県渋川市

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群馬県水上町

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群馬県水上町2

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群馬県前橋市

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群馬県前橋市2

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群馬県前橋市3

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埼玉県嵐山町

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群馬県某所

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埼玉県東松山市2

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埼玉県岩槻市2

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埼玉県長瀞町

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東京都某所

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東京都某所2

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神奈川県小田原市2

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神奈川県茅ヶ崎市

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神奈川県茅ヶ崎市2

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神奈川県茅ヶ崎市3

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神奈川県横浜市2

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